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子どもをネットから守り、ネットで育てる
- 2009年12月16日 22:45
- 05.子供とコミュニティ | 書評
子どもをネットから守り、ネットで育てる 頼れるお父さんになるための実践アドバイス
学校裏サイトで娘さんがいわれのない誹謗中傷を書かれ、その現場に実名で語りかけた吉田賢治郎さんの著書。
私が日頃から関心を持っている「子どもとネットの付き合い方(子供とコミュニティ参照)」に大きく関連するので、発売日に購入して早速読んでみました。
父親の視点で書かれたネット利用の教科書
冒頭には吉田さんの娘さんに降りかかった学校裏サイトでの事例を詳しく紹介しています。学校裏サイトでいじめなどが起こったときの対応方法はもちろん、子どものネットリテラシー教育の方法、子どもに対してコーチングを利用したコミュニケーション方法などが書かれています。
また、父親と娘の距離間をブログでつなぐ方法なども書かれており、非常に参考になりました。
子どもの教育に関心がある父親なら読むべき
この本の大部分はネットに詳しい保護者の方なら知っていることも多いかと思いますが、子どものリテラシー教育に関する再確認や新しい発見を求めて一度読んでみることをおすすめします。なんらかの気づきがあることは間違いありません。
ただし、父親視点であることと、吉田さんのような父娘での距離感が必要なケースもあるので参考になっても実践しにくい事例もいくつかありそうです。
どうやって子どものネットリテラシー教育に関心の無い層へのリーチをするか
これは私も同じ課題を持っていて、先日ある方に丁寧な指摘をされたことがありました。それは書籍として「子どものネットリテラシー向上を!」と言っても一般の保護者には響かないわけです。
著者の吉田さんもその点にはかなり注力されていることがわかり、柔らかいタイトルやブックカバーの色、帯、イラスト、フォントに至るまで少しでも手にとってもらおうという努力をされているかと思います。
それでも書店で手に取ってもらえるかというとなかなか難しいかもしれません。
もっと簡単に子どものネットリテラシー教育に関心を持ってもらう方法を考えていくのが、子どもへのネットリテラシー教育の課題だと思います。
取り急ぎ、年頃のお子さんをお持ちの保護者の方には、この本をオススメしておこうと思います。
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わからないでは済まされない子どもの携帯利用
- 2009年10月11日 20:59
- 05.子供とコミュニティ
子どもの携帯電話利用によって、こんな事態が発生している。
「無料で遊べる」携帯ゲーム高額請求相次ぐ
今日の読売新聞の記事だ。
5歳の子どもが親の携帯電話で遊ぶうち、10万円もの高額アイテムを購入してしまった事例も。
このような状況が起こっているとのことだ。
上記のような出来事は、これまでもPC用のネットコミュニティやオンラインゲームなどでも同様の事例が起きているが、支払い方法がクレジットカードや電子マネーが主流なので多くはなかったが、携帯電話の場合は金銭を支払う障壁が低い。
記事内にもあるようにソフトバンクモバイルは暗証番号の入力を省略しているので、簡単に購入できてしまうのだ。
携帯電話によるビジネスの場合、特徴的なこととして「課金への障壁が低い」と言うことが挙げられる。
面倒な手続き無く、携帯電話の料金と一緒にコンテンツ利用料金が差し引かれる課金代行のおかげで、一般的なネットサービスでは大きな壁となりがちな課金の障壁を下げているのである。
おかげで我が家でも過去、下の息子が幼稚園児の時、ちょっと目を離した隙に勝手に妻の携帯電話をいじって、体験版のゲームから有料版のゲームを購入してしまったことがある。
このときはちょっと目を離した隙だったが、一番問題となりやすいのは親の目を離れたところで携帯電話を操作していることだ。
携帯電話を渡すことで子どもは夢中になり、おとなしくなる。
こんなことから多くの保護者が子どもに携帯電話を渡していることも多いと思う。
しかし、長時間携帯電話を渡すことは長時間ゲームをしているのと何ら変わりないし、ましてや携帯電話の小さい画面を見続けていては目にいいわけもない。
ソフトバンクモバイルが暗証番号入力の課程を省略していることも問題があるかと思うが、一番の問題は保護者が子供の行動把握能力を欠如していることなのだ。
これからの時代の保護者は、子どもがインターネット、携帯電話でどんなサイトを使い、どんなコミュニケーションを取っているかを把握し、正しい使い方を一緒に学んでいかなければならない。
まずは子どもがどんなサイトを使っているかを一緒に話し合って、把握することから始めたい。
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親子で始める小学生ブログ~8.「ブログに荒らしがやってきた!」
- 2009年9月 2日 21:44
- 05.子供とコミュニティ
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娘がブログを始めてから1年と少し。ブログを続けるときは続けて書くし、ブログの存在をすっかり忘れてまったく書かないときもありますが、とにかく緩やかに続いています。
そんなある日、娘のブログに以下のようなコメントがついた。
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねうざうざうざうざうざうざうざうざうざうざうざうざうざうざうざうざ
なんと娘のブログに荒らしが来ている。
しかも書き込まれているニックネームは以前からコメントを残してくれているAちゃんだ。
早急に真偽を調査した結果、この荒らし書き込みは以前から娘が仲が良くて、最近ちょっとしたことで仲が悪くなっていたBちゃんが「Aちゃんになりすまして書き込んだ」ものだったことがわかった。
このような荒らし行為があった場合、保護者はどのような対応をしたらいいのだろうか?
■いち早く荒らしコメントを知る
今回の荒らしコメントを知ったのは、コメントお知らせメールからだった。
@Niftyのココログにはコメントが書き込まれるとメールで知らせてくれる機能がある。
このメール送信先を保護者のアドレスにしておくのだ。
お知らせメールは娘のブログに付いたコメント本文、日時とIPアドレスを知らせてくれる。
設定しておくことで、いち早く子どものブログに付いたコメントを確認することができる。
子ども同士のコミュニケーションにおいてはケンカや言い争いなどは日常的に起こるものなので、できる限り保護者の目が入っていた方がいいですね。
仮に娘が先に自分のブログへの荒らしコメントを見つけていたら、かなりのショックを受けただろうし、荒らしが投稿者として名乗っているAちゃんに敵意を感じたかもしれません。
■書き込み者を特定するには?
荒らしコメントを確認したら次に行うことは書き込み者の特定だ。
IPアドレスと過去の投稿を元に書き込みをしたであろう人物を特定をした。
小学生の場合、IPアドレスの概念を知らない子も多いので、IPアドレスからの調査が行いやすい。
投稿内容から判断しても子ども同士のケンカが発端であることは容易に想像できたので、過去に娘のブログへ投稿していた子が使っていたIPアドレスと、今回の荒らし行為を行ったIPアドレスと比較して特定した。
IPアドレスから判断するに、以前娘のブログへ書き込みを頻繁に行っていたBちゃんであろうということが特定できた。
■IPアドレスと現状の友人関係すり合わせと対応
当時、娘が学校の友人関係でいろいろと悩みがあることは知っていたのだが、改めて聞いてみるとそのBちゃんと最近仲が良くなかったらしい。
基本的には子ども同士の問題に親が口を挟むべきではないし、こういう問題を経験して人間関係を学んでいくのだと思っている。
しかしインターネットの匿名性を悪用した行為に関しては、最悪の場合、暴力事件などの悪い方向に発展する可能性もあり、ましてやこういった卑怯な手段を使うことは、相手の子どものさんの為にもならないと思う。
そのため今回は担任の先生への連絡と、荒らし行為を行ったお宅へ直接連絡し状況をお話した。
先生は理解を示しつつもIPアドレスなどの知識があるわけもなく、事実確認のみに終始していた。
その後、相手の保護者へ連絡しました。
相手の保護者の方も比較的PCやネットに詳しい方らしく、状況をお話したところ、書き込まれたIPアドレスと書き込み時間の情報を聞いた上で、お子さんに事実確認を行ったようです。
その後、事実を突きつけられて荒らし行為を行ったお子さんが非を認めました。
そして翌日保護者の方とお子さんで謝りに来られてひとまず解決となりました。
■保護者、教育者のネットリテラシー問題
今回のケースは相手の保護者が一定のネットリテラシーがある方でしたので、説明することでご理解いただけましたが、そうでない保護者の方が一般的だと思います。
教育者である教師もほとんどの場合、「私はインターネットとか詳しくないので…」と言って責任逃れをしています。
子どもを守るべき保護者や教師が「子どもが何をしているかわからない。」のです。
子どもが何をしているかわからない状態があるのは仕方ないすまされないです。
やはり国が先頭に立ってインターネット教育を進めていくべきだと考えます。
現状は子どもに向けた教育が中心となっていますが、本来は保護者、教育者も共に学んでいくべきだと考えています。
ーー
小中学校のPTA関係者の方、保護者の方へ
上記のエントリーを読んで興味をお持ちになったかたがいましたら、詳細についてお聞かせします。
また、同じような考えをお持ちの方がいればぜひ意見交換をさせてください。
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「ベストエフォート」について親子で話し合う
- 2009年5月29日 22:02
- 05.子供とコミュニティ
先日、日本PTA全国協議会による子どもとメディアに関する意識調査の結果が発表された。
このアンケート結果によると携帯電話を利用している中学二年生の四人に一人が「メールの返信がないととても不安になる」と言っている。
思春期を迎え多感な中学二年生は友人関係の形成などにおいて、携帯電話でのコミュニケーションも大きな要素になっていると思われます。
なぜ「不安になる」かというと、「すぐ返事をしないと友人のことを軽んじていると思われてしまう。」といった強迫観念があるからだと思います。
本当に相手が友人のことを軽んじていると思っているかというと、そう思う子もいますし、そう思わない子もいます。
ただここで理解してもらいたいのは、携帯電話を含むインターネットのコミュニケーションについてです。
「メールが来たら返事をしなきゃ」と強迫観念に駆られていますが、「すぐ返事をしなければならない」ということはありません。
例えば携帯キャリアやインターネットのプロバイダーにトラブルが発生した場合は自分が送ったつもりでも相手に届いていないと言うこともあるからです。
その点を子どもと一緒に理解しておく必要があります。
メールの返事は「ベストエフォート=最善努力」でいいんだと。
仮に保護者が子供に対して頭ごなしに「携帯のメールなんかより、家族が大事でしょ!」と怒ったとしても、思春期の子どもたちにとっては家族よりも大事だと感じていることもあるのです。
ベストエフォートを子供と一緒に理解して、楽しくメールを使えるようにしたいものです。
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親子で始める小学生ブログ~7.「子供と一緒にスパムを削除」
- 2009年4月16日 21:50
- 05.子供とコミュニティ
ブログを運営しているとスパムコメント、スパムトラックバックが来ることがあります。
公序良俗に反したものやどう見ても怪しい教材の話などのスパムが多いですね。
以前ご紹介した通り、まずは保護者が一時対応をするべきだと思いますが、徐々に子どもに対応をさせてみるとよいです。
削除の考え方としては、以下のことを基準に考えさせます。
トラックバック、コメントが自分のブログの趣旨とあっているかどうか。
例として、自分のブログが料理のことを書いているブログなのに、「情報商材で儲ける!」と書いてあったら別の趣旨と判断します。
もちろん、最初は付き添ってあげながら、誤って貴重なコメントやトラックバックを消さないかどうか見る必要があります。
もう一点、補足としてむやみやたらにリンクをクリックしないことも伝えています。
トラックバックやコメントと一緒に投稿されているURLの多くは直接宣伝ページや公序良俗に反したページいくこともあり、その点は注意すべきと話をします。
一緒に消す作業を体験することで、だんだんと自分で対応できるようになります。
ネットリテラシー教育はやはり親子で学びながらやるべきですね。
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インターネット教育に関する保護者の責任
- 2009年4月 8日 21:30
- 05.子供とコミュニティ
こんな記事を見た。
日本のネットユーザー、子どものネット利用は「子ども自身の責任」4割──シマンテック調査
この記事では概要をこう伝えている。
「日本のネットユーザーは他国より消極的で、子どものネット利用への対策は不足、そしてセキュリティ意識は希薄」
ネットで子どもを守るのは「子ども自身」だと答えた親が日本では多かった。
つまり「インターネット利用については子ども任せ」としている親が多いことがわかる。
オンラインでの責任は子どもにあるとして、親からは話をせずに「私たちの頃はインターネットが無かった。」としている。
これは親として少し無責任なのではないかと思います。
「わからないから子ども任せ」では子ども達が危険です。
インターネットは理解した上で利用すればこの上なく素晴らしいものなので、わからないからという理由だけで子ども任せにする理由はないと思います。
やはり保護者を対象とした親子インターネット教室のような活動が改めて必要なんだと感じました。
社会に貢献できるそんな取り組みを少しずつ準備したいです。
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親子で始める小学生ブログ~6.「友だちのサイトへ遊びに行く」
- 2009年4月 7日 22:47
- 05.子供とコミュニティ
先日、娘のブログへ遊びに来ていた学校のクラスメートが、コメント欄に自分のホームページURLを載せていました。
そのホームページには掲示板も設置されていて、コミュニケーションができるようになっています。
少し掲示板を見せてもらったところ、以下のような会話がされていました。
書き込みイメージ
見ず知らずの子供:「遊びに来ましたAです。よろしくね!高校生です。」
娘の友人:「管理人のBです。私の年は大人ってことで。」
上の書き込みを見た娘が、次のように書こうとしていました。
娘:「Cです。Bの友だちです。私も大人ってことで。。。」
今は娘にはコメントの際も私か妻に確認を取るようにしています。
そこで上記のような書き込みをせずにすみました。
ここで娘に話をしたのは以下の二点。
不特定多数が見ることができる場所で交友関係などを話さない。
年齢については自分から話さない。話されても「ナイショ」と答える。
インターネット上のコミュニケーションに慣れるまでは、むやみに個人情報やそれに近い情報を自分から話をしないように話し合いました。
知らぬ間に子ども達はインターネット上でコミュニケーションを取っていくのだなと、改めて実感しました。
やはり保護者も一緒になって学んでいく必要性を強く感じる出来事でした。
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親子で始める小学生ブログ~5.「友人とのコミュニケーション」
- 2009年4月 6日 21:48
- 05.子供とコミュニティ
小学生の娘がブログをしていることを学校の友達に話をしたようです。
あまり多くの友達に話しているわけではないようですが、彼女のブログに早速友達からのコメントが付きました。
ここでネット上でのコミュニケーションが発生しますが、いくつか問題が起こるおそれがあります。
できる限りトラブルを防止するために以下のことを実施してみました。
コメント通知設定をする
ココログではコメントが付いた場合、メール通知を設定することができます。
一般的にコミュニケーションの問題が起こるのはコメントが原因となることが多いので、娘のブログの場合、コメントが付けば私のメールアドレスに通知されるように設定しています。
顔の見えないコミュニケーションについて話し合う
コメント内容は他愛の無いものですが、小学校でのやりとりそのままのようです。
娘とはネット上でのコメントのやりとりは顔が見えないこともあり、変な風に見えてしまうこともあるので、書いたコメントを読みなおして投稿するように話をしています。
なりすましに付いて説明
場合によっては友人を語って投稿する輩もいるかもしれませんので、その可能性についても話し合っておきます。
子どもと話し合うことが重要
いずれにしてもただ一方的に保護者から子どもへ注意するのではなく、実際のコメントのやりとりを見ながら、一緒に話し合っていくことが大事だと思います。
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親子で始める小学生ブログ~4.「毎日ブログを書こう!」
- 2009年4月 5日 20:53
- 05.子供とコミュニティ
その後、小学生の娘はブログを続けています。
できるだけ毎日続けるように話をしていますが、ほぼ毎日続けることができています。
毎日続けるコツ:写真を撮る
娘にはお古になったパナソニックDMC-FZ20を渡しており、日々あちこちで写真を撮っています。
日頃は近所の草花を撮ったりしています。
また、家族旅行した際の旅行記なども写真とともにブログの記事にしています。
動物園では動物がたくさんいて、彼女のブログでは動物の写真を主に掲載しています。
日々、ブログを書くネタに困ることもあるので、撮った写真を小出しに出していくことを話したところ、実践しているようです。
家族写真は掲載しない
ここで注意しているのが、家族写真は掲載しないと言うこと。
家族以外にも人が写っている写真は掲載しないように話をしています。
話をする際には、例えとして「自分の写真をブログに掲載して、その後悪用されてしまったらどうなるか。」を考えさせることを心がけています。
一番重要なことは話をした上で、本人に理解してもらうことだと思います。
子どもにはブログを書くことを通して、何かをアウトプットする習慣を身につけてもらいたいものです。
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ドコモコミュニティで親子の携帯利用法が変わる?
- 2009年2月25日 23:49
- 05.子供とコミュニティ
2009年2月23日、NTTドコモが「ドコモコミュニティ」を発表した。
一言で言うと「ドコモユーザー同士で簡単にクローズドなSNSを作ることができる」というものだ。
未成年の子供を持つ場合、ドコモコミュニティを使う前に少し考えておくべきことがありそうなので、利用シーンごとの期待効果とリスクを考察する。
親子での利用
ドコモコミュニティの報道発表用資料にもあるとおり、親子での利用が想定されている。
(ただし、未成年を連想させてはいないのがミソだ。)
親子で利用した場合、携帯を持ち始める年頃の子供たちと「ネットを介して」コミュニケーションができるのは良いことだ。
特に「親子だと面と面を向かって言いにくいことでも、ネット上でなら言える。」ということもあるかと思う。
また、メールだと1対1のコミュニケーションになるのに対し、コミュニティであれば1対多となるので、また違った側面も見えてくるだろう。
親子利用に関しては大きなリスクは考えにくそうだ。
子供による友人間での利用
問題があるとすれば子供による友人間での利用だ。
友人同士でこっそりドコモコミュニティを作って、学校での悪口などを言いあう「学校裏サイト」的な利用をされる可能性がある。
「学校裏サイト」と違うのは匿名掲示板ではないので、誹謗中傷などに対する若干の抑止効果は期待できる。
ドコモもそうなることを想定してか、アクセス制限サービス(iモードフィルタ、キッズiモードフィルタ)の対象としている。
個人の特定できる見ず知らずの人間が介在しにくいクローズドなコミュニティでも制限をかけるという判断のようだ。
この判断は過去に例を見ない。
子供をネットコミュニティから遠ざけることしかできないのか?
ドコモのオフィシャルなサービスと言うこともあり、未成年者の利用にはフィルタ制御をしている。
そしてドコモはドコモコミュニティのルールの中で次のことを宣言している。
1.面識のある人とコミュニケーションを楽しむ
2.違法行為、もしくは、それにつながるおそれのある行為をしない
3.個人情報をむやみに公開、もしくは、掲載しない
4.公序良俗に反する行為、もしくは、それにつながるおそれのある行為をしない
5.青少年にとって有害な情報を掲載しない
6.不正行為は、ドコモコミュニティのサービス提供の妨害をしない
7.営利目的の利用、もしくは、勧誘をしない
ルールといっても利用規約にある内容を箇条書きにしただけのようでそっけない。
ドコモコミュニティは親子での利用などを促進すれば、他のキャリアとの差別化できるポイントになりえるかもしれないのだが、今までの風潮もあり簡単に子どもたちをネットコミュニティへ解放することは難しい。
ドコモほどの大企業であれば、コミュニティで発生するリスクを最小限にするための措置を取ってしまうのであろうが、大企業であるからこそ、子どもたちをネットから遠ざけるだけではなく、ネットと子どもたちをつなぐ新しいチャレンジをしてもらいたい。
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本当に子供に携帯電話は必要か?
- 2009年1月31日 21:35
- 05.子供とコミュニティ
MyVoiceのリサーチ結果によると、小中学生の約20%程度が携帯電話を所有している。
防犯上の理由で持たせることが多いようだが、反面「学校裏サイト」などで問題となることも多い。
理由は明白で子供たちはネットコミュニケーションに対する知識の無いまま携帯でコミュニケーションを始めるから、深刻になってしまうのだ。
なぜネットコミュニケーションに対しての知識が無いのか?
それは教えるべき立場の人間である教師や保護者のネットリテラシーが低いことに起因していると思われる。
私も過去に子供の通う小学校でネットコミュニケーションに関する講師をやった際に、周りの保護者の多くはネットコミュニケーションをしたことがない世代なのだ。
このネットリテラシーギャップを解決するために考えられる方法は二つあると思う。
1.携帯利用を禁止
大阪の橋下知事の発言が物議を醸しだしている。
「行政が私生活に介入すべきではないという反論はあるかもしれないが、学校に携帯電話は必要ない。まずは保護者の責任でルールを守らせてほしい」
まずは公立校への持ち込みを禁止するというのだ。
これだけ子供の携帯電話利用でのトラブルが深刻になってきていることを考えると短期的な対応としては正しい。
しかし高校生になったらトラブルが解決するのかというとそうではないという所が問題点。
2.正しいネットコミュニケーションを教育
長期的な対応を考えると、子供たちが携帯を利用することが増えてきているので、利用を始める段階でネットコミュニケーションに関する教育を行うことが良い。
しかし、こちらは教師や保護者など「教育する側のネットリテラシー」が高くないことから、「教えたくても教えられない」ギャップが生まれているように思える。
提案:教師、保護者のリテラシー向上を目指そう!
この問題の根幹は子供たちと教師、保護者側のリテラシーギャップにあると思われる。
まずは学校および保護者(=PTA)が率先して、PTAのネットコミュニティを作ったらどうだろうか。
話題は子育てでも雑談でも何でもいい。
ネットコミュニティを実際に利用してみることで、教師、保護者側のリテラシーも向上するのではないだろうか。
といいながら、自分でこんなコミュニティを作ったら社会に貢献できるなと思ってみたり。
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携帯キャリアの未成年者インターネット利用に対する考え方
- 2008年12月 7日 23:31
- 05.子供とコミュニティ
昨今、子供のインターネット利用について問題が提起されていますが、携帯キャリアはどのように考えているのでしょうか。
私はソフトバンクユーザーですが、毎月の請求書(有料発行100円)に同封されるパンフレットの中に未成年の子供を持つ保護者に宛てた「有害サイトから大切なお子さまを守りましょう。」という紙が入っていました。
■パンフレットの内容
・ウェブ利用制限機能の概要
制限されるサイトの例が挙げられていますが、ここにはオフィシャルコンテンツのmixiモバイル、Yahoo!コンテンツのYahoo!掲示板、オープンコンテンツとしてモバゲータウンや2ちゃんねるなどが挙げられています。
当然ですが、自社系列であるYahoo!のコンテンツも有害サイトの対象である場合、制限されるサイトに入っています。
・ウェブ利用制限、Yahoo!きっずの設定方法
各機能の設定方法がウェブ、電話で説明されています。
・Yahoo!きっずの案内
Yahoo!の子供向けコンテンツであるYahoo!きっずの案内があります。
自社系列のコンテンツへ誘導するのは当然ですよね。
・出会い系サイト被害者の統計
「出会い系サイトっで被害に遭う青少年の98%は携帯電話でアクセスしている。」との警視庁の広報資料(平成20年8月8日)を引用しています。
■ソフトバンクの考え方は?
ソフトバンクの考え方はパンフレットの表紙に小さく書いてあります。
「ソフトバンクモバイルは、社団法人電気通信事業者協会が実施している、”有害サイトアクセス制限サービス”(フィルタリングサービス)をより多くの人に知っていただくためのPRキャンペーンに参画しています。」
キャリアの立場を考えると当然なんですが、まずはキャリア側で機能として用意しているフィルタリングサービスを案内することで、キャリアが未成年の携帯インターネット利用について「対策をしている」と見せる必要があるのでしょう。
■携帯キャリアに望みたいこと
子供のインターネット利用を制限することで一定の成果は上げられると思いますが、根本解決にはならないと思います。
携帯キャリアのみなさまにはぜひ携帯利用について親子で考えることのできるきっかけを作って欲しいです。
インターネットのコミュニティコンテンツの正しい利用で、すばらしい経験をできるわけで、「携帯でインターネットを利用することが教育上も望ましい」という方向への働きかけをしていきたいものです。
▼有害サイトへのアクセス防止のために(ソフトバンク)
http://mb.softbank.jp/mb/support/safety/web/
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文部科学省が本腰を入れてきた。
- 2008年10月28日 22:25
- 05.子供とコミュニティ
文科省が事態に対して行動を始めたらしい。
文科省が"ネットママ"9,000人養成へ - 地域にネットいじめに詳しい保護者を
今まではどちらかというと子供たちへ
「ネットで○○してはいけません。」
「ネットで○○は注意しましょう。」
といった「禁止」を注意喚起していただけでした。
つい先日も、娘が通っている小学校から保護者を対象に「子供の携帯電話利用は慎重に」というプリントを配布していますが、専門用語を多く含んだ内容となっています。
このプリントを読んでも、保護者のネットリテラシーが低く、
「何を注意したらいいかわからない。」
となってしまいます。
文部科学省 生涯学習局参事官の椿泰文氏も以下のように言っています。
「実態を親が知らないのが現実」。さらに、「保護者にこうした実態を伝えようと学校などで講習会を行っても、参加するのはネットリテラシーの高い保護者が多く、そうでない保護者に伝わらないのが現状」引用元:マイコミジャーナル
ようやく国が事態を理解してきたのかなと思います。
今回の試みは「47都道府県と17の政令指定都市を対象に、ネットママ育成のためのモデル事業を公募。採択された事業は、各自治体に文部科学省が委託する。」とのことです。
今回の動きがネットリテラシーの低い保護者にとってよい機会になればと思います。
PTAから次のようなプリントが来ていたようですが、あまり意味がないかもしれないですよね。
私自身もネットコミュニティに携わってきた経験を活かして子供たちが何を考え、保護者はどうしたらよいのかを考えていきたいと思います。
NPO活動なども視野に入れる必要があるのかなとも思っています。
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親子で始める小学生ブログ~3.「さあ、ブログを書こう!」
- 2008年6月 3日 22:17
- 05.子供とコミュニティ
「親子で始める小学生ブログ」の第三回です。
前回で利用するブログも決まったと思いますので、早速始めてみましょう。
まず最初に注意することは以下の三点です。
1.最初は一緒にエントリーを書く
子どももブログを書くことが初めてだと思いますので、一緒に書きましょう。
例えばデジカメで撮った写真のアップロードの仕方など、パソコンの使い方がわからない場合は、一緒に覚えましょう。
そうすることで親子の絆も深まります。
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親子で始める小学生ブログ~2.「利用するブログを決めよう」
- 2008年5月 4日 22:02
- 05.子供とコミュニティ
「親子で始める小学生ブログ」の第二回です。
次は子供が使うブログの選定です。
世の中には数多くのブログサービスがありますが、小学生の子供が安心して使えるブログサービスの条件は何でしょうか。
私は以下のように考えました。
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親子で始める小学生ブログ~1.「子供と話し合おう」
- 2008年4月23日 22:05
- 05.子供とコミュニティ
小学校高学年になる娘が「ブログをやりたい!」と言ってきました。
どうやらご近所の方が愛犬を写したブログを持っていて、そこからブログに興味を持ち始めたようです。
日頃、大規模なコミュニティサイトの企画運営に携わっているのですが、小中学生のネットマナーについては問題と思われる点が多々あります。
これはまだまだ精神的にも未熟な子供がネットマナーわからないことは理解できる点なのですが、本来教えるべき保護者もネットマナーがわからないということが一番大きな要因だと思っています。
私は過去に小学校で子供と親を対象としたインターネット教室で講師をしたことがあるのですが、そのときの保護者の多くは「インターネットはよくわからない」という方でした。
そのインターネット教室で感じたことは、保護者の方がインターネットコミュニティとネットマナーを正しく理解し、それを子供に伝えていくべきだということです。
そこで実体験を元に「親子で始める小学生ブログ」について書いていこうと思います。
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「夏厨」夏休みにネットデビューする子供たち
- 2006年8月22日 22:52
- 05.子供とコミュニティ
「夏厨(なつちゅう)」という言葉をご存じだろうか?
インターネットコミュニティにおける「夏厨」について考えてみたい。
■「夏厨」の語源と意味
「夏厨」は2ちゃんねる用語なのだが、以下のような流れから来ている。
元々は「夏厨」の「厨」は中学生のことで、
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「おいでよ どうぶつの森」とネットコミュニティ
- 2006年4月 6日 09:55
- 05.子供とコミュニティ
ニンテンドーDSと聞くと何を思い浮かべるだろうか?
「手に入らないほど人気の携帯ゲーム機」「脳を鍛えるDSトレーニング」などのキーワードが思い当たると思う。
現在の所、「Touch!Generations」と呼ばれるソフト群が非常に売れているが、その中でも特に「おいでよ どうぶつの森」に着目したい。
「おいでよ どうぶつの森」については、次の記事を参考にして欲しい。
参考:「おいでよ どうぶつの森」レビュー 任天堂が僕たちにくれた、せまくて広い最高の遊び場(ITmedia + D Games)
この「おいでよ どうぶつの森」はネットコミュニティの裾野を広げたという意味では非常に重要なソフトなのである。
・「おいでよ どうぶつの森」はネットコミュニティである。
特にニンテンドーDS内に内蔵されている無線LAN機能を利用して、お互いの森に行き来できる「おでかけ機能」がそれである。
実際に子供たちの利用風景を見てみると、友だち同士で集まってお互いの村へ行ったり来たりして、くだものを交換したり、プレゼントをあげたりしている。
しかも簡単なチャットもできるのだ。
これはネットコミュニティの基礎となるもので、今の子供たちはネットコミュニケーションの基礎を意識せず学んでいるのである。
更に「ニンテンドーWi-FiUSBコネクタ」を利用することで、遠く離れた場所であっても、ともだちコード(お互いを認識するためのコード)を知っていれば、近くで一緒に遊んでいるかのようにお互いの時間を共有できるのである。
また、mixi内のコミュニティなどでは大人たちがともだちコードを交換しあって、全く知らない人とのコミュニケーションも始まっているのである。
こうやって今までネットコミュニティに親しんでこなかった人たち(大人も子供も)が、普通にネットでのコミュニケーションを楽しむということがニンテンドーDSによって実現し始めているのである。
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インターネット子供教室で講師をする。
- 2005年11月 8日 21:07
- 05.子供とコミュニティ
先日、近所の小学校で、「インターネット子供教室」というのものが行われました。
カリキュラムとしては、「子供の居場所」としてのインターネットを教えると言うことで、親からボランティアが募られた上で、カリキュラムにそって授業が全十回行われるというものでした。
カリキュラムは某大手プロバイダーさんが作ったもので、フラッシュで作成された紙芝居形式での進行をするものでした。
当然ですが、コミュニティのところにも触れていましたが、やはり当たり障りなくと言う形で進行されています。
カリキュラムの内容は大人が見るとよく理解できるものですが、子供にはやはり実感がわかないようでした。
そのため、私が中心になって実際のコミュニティサイトを体験するというカリキュラムを追加しました。
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親による子供のインターネット利用監視は強まる傾向
- 2005年11月 8日 20:37
- 05.子供とコミュニティ
Pew Internet & American Life Project が17日に発表した調査で、12歳から17歳までの子供を持つインターネット利用世帯のうち半数以上が、何らかのコンテンツフィルタまたはモニタリング ソフトウェアを使用し、有害なコンテンツを含む可能性のあるサイトへのアクセスを制限していることが明らかになった。
元記事:親による子供のインターネット利用監視は強まる傾向 japan.internet.comより
アメリカでは、親と子のインターネット利用が一歩先に進んでいるようですね。
日本でのフィルタリング、モニタリングソフトの家庭への導入はまだまだといったところですね。
但し、このフィルタリングソフトを導入したからと言って安心ではありません。
フィルタリングソフトを使うことで、インターネット本来の魅力を殺してしまう可能性もあるからです。
私が考えるのは、「親と子でインターネットの長所、短所を学ぶべきである」と考えています。
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